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娘の学校について

ここテキサス州サンアンジェロの学校は、5月末には学校が終わり、6月の初めから夏休みが始まりました。

長い夏休みもあっという間に終わり、今週から新年度が始まります。

娘を今年度、学校に通わせるかどうか、色々と考えたのですが、今年1年、ホームスクールにすることにしました。

どうしてホームスクールにすることにしたのか、色々あるのですが、その中で大きな理由を今日は話したいと思います。

まず1つ目は今の長女にとって学校に通うことはストレスになっていると感じたこと。

長女は昨年度は6歳になりKindergardenという、小学校の中にある、1年生になる前のクラスに通っていました。日本でいう年長さんですね。

今年度から1年生、同じ小学校にみんな通うけど、一応Kindergardenを終えて、1年生になるのは節目なようで、5月末には卒業式もありました。

娘は学校に行くのは好きで、学校に行ったら楽しんでいたし、お友達と遊ぶのも大好き。ここの学校は毎日体育、音楽があり、楽しいって言っていました。

でも、学校に行きたくないっていう日も何日もあり、本人も特に何か大きな理由があるわけではないけれど、学校に行きたくない、と。

ここの学校は毎日朝7:35から午後3時まで。

歩いて学校に通っていたので、朝7:15くらいには全て準備して家を出なきゃいけなかったし、年長さんの年齢で、私としても、こんなに長い時間学校に行く必要があるのだろうかと思っていました。

学校に行きたくないという娘を行く気にさせて、準備をして家を出るのは結構大変でもありました。

どうしても行きたくないっていう日は休ませたりもしました。

家にいて、せっかくだから一緒に日本語の勉強とかしてみると、のびのびととっても楽しく過ごせるんですね。次女も長女がいると嬉しそうで、2人仲良くずっと遊んでくれるし。

これは私たち夫婦の予想ですが、娘にとって学校は結構我慢することが多いところだったのかなって思います。

娘はとてもしっかりしていて、真面目なので先生の言うことはちゃんときくし、やらなければいけないことはしっかりやるタイプ。

勉強も結構すぐに理解できるので、クラスでも待つこととかが多かったんだと思います。

上の学年がテストを受けている日が何日かあり、その日は一日中静かに過ごさなきゃいけなかったといっていたり、卒業式は日本を思い出すような、これは毎日たくさん練習したんだろうなという歌などの発表会でした。

そういう、いつも我慢しなきゃいけない、頑張らないといけない、良い子でいないといけない、というのが積み重なって「行きたくない」になっていたのかなと思ったりします。

学校は集団行動を学ぶ場所、多少のストレス、我慢することがあるのは仕方ない。

それでも楽しいと思えるならと思っていたのですが、学校で良い子にしている分、家で発散している様子が伝わってきて、次女に優しくできなくて喧嘩したり、とりあえずなんでも嫌だと言ってみたり、ちょっとしたことで大泣きして、泣き止むことができず部屋で暴れたりしていました。

学校で頑張っているから、と家では受け止めようと思っていたけど、いつもの長女の様子と違うなと思うと、見ていて悲しくなることもあったし、この様子はおかしいと思うこともありました。

そして大泣きして、暴れる理由のもう一つの原因

それは学校で食べるお菓子の量ではないかと私は思っています。

アメリカの学校では、学校でお菓子、甘いものを食べる機会が多くあります。

まず、朝学校に着くと朝ごはんが無料で提供されます。

朝ごはんを食べずに登園する子にとっては良いと思うのですが、配られるものが、マフィン、パンケーキ、シナモンロールなど、砂糖たくさんのお菓子のようなもの。

娘は朝ご飯は家で食べてから行っていましたが、教室で配られて、美味しそうと思ったら食べていたと思います。

先生には、娘の食生活はヴィーガン、ということは伝えていたのですが、今日の朝ご飯はヴィーガンって言われたから食べたよーとか娘から聞くと、実際ヴィーガンだったのかはわからないし、ヴィーガンだとしても砂糖がたくさん入ったお菓子だったんだろうなと思っていました。

お昼は毎日家から持って行って食べていましたが、授業中にもお菓子がもらえる機会がたくさんありました。

形の勉強をする時には、色々な形のお菓子がお皿にのせられて、形の勉強した後に食べたよ、と話をしてくれて、送られてきた写真を見ると、正方形は角砂糖だったり、丸はオレオだったり、三角はチップスだったり。

型をわかりやすく伝えるために先生たちも頑張っているのはわかるのですが、お菓子を使った授業は他にもあったみたいでした。

後は、授業中に頑張っている子、しっかり問題が解けた子にはキャンデーがもらえることも多いみたいで、娘はよくもらっていました。

誰かの誕生日があると、親がクラスの子どもたち分、カップケーキを持ってくるのはよくあることで、クラスの子どもたちの人数が多いほど、カップケーキを食べる機会は多くありました。

今日は一つの課題がみんな終わって、お祝いのパーティで先生が全員にドーナツをくれたよ、とか

その他に、家に帰る前におやつの時間があって、初めはおやつも家から持っていっていたのですが、先生がヴィーガンのおやつをくれるから大丈夫、と持っていかなくなり、学校から配られるおやつを食べていました。

娘には、ヴィーガンでないお菓子は体に良くないから食べない方が良いよと話していましたが、誰かの誕生日の時などは時々だから特別に食べても良いと言っていて、その回数があまりにも多かったんだと思います。

ドーナツを食べて帰ってきた日の娘の様子はいつもと違って、少し嫌なことがあって大暴れ。

泣き出したら泣き止むことが出来ず、本人もなんで泣いているのかわからないような状態でした。

私たち夫婦も心配になるほど。もしかしたら今まで気づかなった発達障害があるのかも、とこれから何かできることがあるか、真剣に話しあったこともありました。

それが、夏休みに入った瞬間、全くなくなったのです。

いつも笑顔で誰にでも優しい、落ち着いた長女に戻ったのです。

あの時の娘はなんだったんだろうと思うくらい、泣くことも暴れることも、次女と喧嘩することもほとんどなくなりました。

嫌なことは嫌というけど、ちゃんと理由が言えるし

痛かったり、嫌だったりする時に泣くことはあります

でも自分ですぐに泣き止むし、暴れることはありません

砂糖の量とストレスでこんなに娘の姿が変わるのかと夫婦で驚いています。

小さい頃から白砂糖をできるだけあげないようにしていたからこんなに影響が出たのか、娘が特に敏感な体質なのかはわかりません

以前から白砂糖を食べた時の娘たちの変化は気づいていましたが、こんなに影響があるとは思いませんでした。

白砂糖を食べることでどうしてこのような影響が出るのか、それはまた別の機会でお話ししたいと思います。

家でも白砂糖が入っているものを食べることはもちろんあります。

でも一度に食べる量、1日に摂取する量が圧倒的に多すぎたんだと思います。

そこにストレスも重なって、娘を変化させていたんだと今は思います。

学校に行くようになってからの娘の変化、そして学校に行かなくなってからの娘の様子を見て、学校に行かせることは、娘にとって、そして私たち夫婦にとって負担になると感じました。

テキサスに引っ越してきて、ホームスクールをしている人がとても多いのもやってみようと思ったきっかけでした。出会うママたちの多くが、うちはホームスクールしているよと話していて、話を聞いていると楽しそうで、子どもたちものびのびしている気がしました。

ホームスクールをする人は毎年増えていて、ホームスクール用のプログラムや、集まりもたくさんあって、それがどれも楽しそうで、学校に行かなくても友達と関わりながら、学べる環境を娘に与えてあげられると思いました。

9月からワシントン州に引っ越しするので、ここでホームスクールできないのは残念ですが、ワシントン州にも色々プログラムがあるので、とりあえずやってみようと思っています。

まず始めてみて、やっぱり娘が学校に行きたいといったら学校に行かせることも可能だし、今年やってみて来年度は学校に行かせてもいいかなとも思っています。

次女が来年度はkindergardenになるので、それまでの1年間は娘たちと楽しもう、と今からワクワクしています。

またしばらくは自分の時間はとれないけれど、娘たちの人生の中でべったりと一緒に過ごせるのは今しかないと思うと、できるだけ長く一緒にいたいって思うのもあります。

いつまでも、私の側で全てを見守るわけにはいかないけれど、その時の状況によって、その時の家族にとって良いことを一番に選んでいけたらなと思っています。

それが私たち家族がハッピーで過ごせる秘訣だと思っています。

私がやりたい、こうしたいということをどんなことも理解して、サポートしてくれる旦那さんにはいつも感謝しています♡

ここまで読んでくれてありがとうございます😊

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