今日は妊娠初期のことを振り帰って、アメリカで妊娠発覚した後のことを記録に残しておきたいと思います。
私は今回3人目の妊娠ですが、1人目、2人目とも病院ではなく、アメリカの助産院で出産しました。
同じようにアメリカに住みながら妊娠が発覚し、病院ではなく、助産院で出産したいと思っている人の参考になったら嬉しいなと思っています。
アメリカでは、出産をすると言ったら、病院(hospital)、助産院(Birth center)、または自宅(home birth)のどれかになると思います。
助産院は病院のすぐ隣についていて、何かあったらすぐに病院に移動できるところと、完全に助産院だけで、何かあった時には救急車で病院に運ばれる、というところがあります。
上の2人を出産したのは助産院だけがあり、もしも何か途中であったりしたら救急車で近くの提携している病院に運ばれる、という場所でした。
助産院ではmidwifeと呼ばれる助産師さんが立ち会ってくれて出産をします。
病院ではないので、医療行為をすることはできず、自然分娩を望んでいることが基本です。
アメリカは病院でも助産院でも、妊娠8週目以降くらいにならないと最初の健診はしてくれないので、自宅で妊娠検査薬を使い妊娠したことがわかってから、どこで産みたいか探すので十分時間はあると思います。
妊娠検査薬はWalgreens, Rite aid, CVS などの薬局の他にも、Target、 Walmart、その他の近くのスーパーでも、大抵売っていてすぐに見つけられると思います。
どこで産みたいかと思った時に、一番に確認するのが、その病院、または助産院が自分が持っている保険でカバーされるかどうかということです。
私は今回妊娠が発覚した時に、テキサスのSan Angeloにいました。
ここで出産しないことはわかっていましたが、それでもできればmidwifeに診てもらいたいと思い、近くに助産院があるか探しました。
まずはgoogle map などで、自宅の近くにbirthing center、 midwifeがいないか探します。
出てきたところのウェブサイトを見ると、どのような保険が使えるか書いてあるところが多いので、そこで確認する。
または自分が持っている保険のウェブサイトに行くと、保険が使える助産院、midwife一覧というのが出てくると思うので、そこに載っている中から選ぶという方法があります。
しかしこのウェブサイトに載っている保険が使える場所というのはよく変わったり、更新されていないことが多い印象なので、近くに気になる助産院が見つかったら、直接電話して、自分が持っている保険が使えるか聞くのが一番早いと思います。
病院の場合は大体どの保険でもカバーしてくれると思いますが、助産院は限られた保険しか使えないところが多く、保険を使わず実費で出産するという人も多いそうです。
保険を使わず出産すると大体$5000〜$8000くらいは支払うことになるそうです。
アメリカは保険の種類によって本当に様々で、保険がカバーしてくれても実際は$1000〜$3000くらいは支払ったという話をよく聞きます。
私も1人目、2人目は今とは違う保険に加入していて、出産した助産院は保険が使えたのですが、助産院使用料などは別でかかり、$1000〜$2000くらいは支払ったと思います。
さて私の場合ですが、San Angeloにいたので、自宅の近くに助産院があるか探したところ、なんとこの街には助産院は一つもない、ということがわかりました。
一番近いところで、1時間半くらい運転して行ける、Abileneという隣町に助産院を見つけました。
一応確認してみましたが、私が持っている保険は適用外、実費になるということでした。
私の場合は出産する時点ではワシントン州に引っ越すことがわかっていたので、途中までの健診になるので、midwifeに診てもらうことは諦め、自宅から近い病院に行くことにしました。
アメリカでは病院を探すというよりかは、保険のネットワーク内いる、良さそうなお医者さんを探す形になります。
産婦人科の先生のことは、英語ではOB/GYNと言います。
私が自宅近くのOBGYNを探した時に気をつけたこととしては、ドクターの名前の最後にMDとついている先生ではなく、DOとついている先生を探したことです。
MDとはMedical Doctor の略で「医師」です。
DOとはDoctor of Osteopathic Medicine の略で、Osteopathicとは日本語でもオシテオパシーというそうですが、整骨医学とも訳し、自然治癒力を十分に活かし、身体が本来持っている機能性を取り戻し、健康に導く医学です。
アメリカではこのDOもMDと同じように国家資格であらゆる医療行為ができ、薬品の投与や外科手術も行うことができます。
同じような医師なのですが、勉強してきた過程で考え方が東洋医学よりかなと思ったので、私は医者を選ぶ時にはDOの先生にお願いするようにしています。
テキサスで産婦人科のドクターを探した時にもDOの先生が近くに2人いて、その先生のレビューなどを診てどっちの先生に診てもらうか決めました。
MDのお医者さんがたくさんいるのに対してDOの先生は2人しかいなかったので、どちらかにしようと決めたので、あまり迷わずにすみました。
1人目のお医者さんに電話した時点で、最初の検診は11週になった時まで予約がとれないと言われ、それならもう1人の先生にしようかと思いましが、8週目の時にエコーで赤ちゃんを見ることはできると言われたので、その先生に診てもらうことにしました。
3人目の妊娠だったので、ドクターに会うのはまあ11週目でもいっかと思ったのですが、最初の妊娠だったりしたら、11週目まで不安で過ごすことになると思うので、もっと早く診てもらえるお医者さんを探したかもしれないです。
ちなみにうちは子どもたち2人の小児科医の先生もDOの先生です。
私の子育てに対していつも話を聞いてくれて、色々と理解してくれるので、素敵な小児科医の先生に出会えてよかったと思っています。
健診の様子、助産院での健診についてはこれから少しずつ書けたらと思っています。
アメリカでの助産院での出産などについて聞きたいことなどありましたら、お気軽にお問い合わせフォームから連絡してください♡
トップ画像は次女が産まれた助産院の部屋です。
今日も読んでくれてありがとうございました😊
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